VJCCハノイ第2代日本語教育専門家が帰るにあたって 2

お読みになる前に

 これが書かれたのは2006年7月で、ここに書かれている日本語教育専門家は日本へご帰国されたようです。その他、いくつかの点で現在の状況と異なる点はありますが、そのまま載せます。

http://www4.diary.ne.jp/user/430477/
ハノイ日本語教育

からの転載です。

VJCCハノイ第2代日本語教育専門家が帰るにあたって-2-

 第1に、ハノイでは1年に2回〜3回、VJCCの主催で日本語教育セミナーという日本語教師向けの研究発表会が行われるのだが、VJCCハノイで自分のやっていることをテーマに件の専門家が発表されたことは無かった。先日(今年6月25日)、(第11回か第12回かの)日本語教育セミナーが開催されたようだが、他の先生に発表を任せただけで、ご本人はその場で見守っていただけだったと聞く。

 第2に、

http://www.jpf.go.jp/j/japan_j/topics/report/index.html
海外派遣 日本語教育専門家・ジュニア専門家・日本語教育指導助手 報告会

というページがあり、以前から2006年6月下旬(確認のために見た7月上旬時も)において、VJCCハノイ第2代日本語教育専門家は報告を出していないようである。

http://www.jpf.go.jp/j/learn_j/voice_j/index_2005.html
世界の日本語教育の現場から 日本語教育専門家.ジュニア専門家の声(2005年度版)

http://www.jpf.go.jp/j/learn_j/voice_j/index_2004.html
世界の日本語教育の現場から 日本語教育専門家.ジュニア専門家の声(2004年度版)

 国際交流基金で毎年公表しているA4でおよそ2枚〜3枚程度の分量の報告さえ書いていないのである。他の報告書に関しても同様の状態ではないだろうか(ただし、他の報告書については未確認。機会があれば調べます)。出さないのか、出せないのか、わからないが、取り繕うことさえしないのは「ご立派」と言えないでもない。そして、その状態を許容している(ように思われる)VJCCハノイもすごい。VJCCハノイの日本人スタッフ、ベトナム人スタッフ、特に日本語教育スタッフは何も言わない(言えない?)のだろうか。はたして2006年度版はどうなるのであろうか。