ベトナムブログの紹介
久しぶりの更新です。
ベトナムブログの紹介です。
http://4ten99.blog87.fc2.com/blog-entry-176.html
【日本語学校】日本語メニューのWebサイト
日本語センターの連絡先、ホームページへのリンク等。
http://www.vietnam-waseda.org/index2.html
VCI技術アカデミー
http://vciat.blogspot.com/
阿部正行のベトナム私信
VCI技術アカデミーの評判はご本人が語っているほどよろしくはないようですが、、。
http://blogs.yahoo.co.jp/japatiet
迷い猫 in ハノイ
http://d.hatena.ne.jp/wakita-A
ハノイの日本人
パートタイムで日本語教師もされているようです。
http://blog.goo.ne.jp/uki_chan
うきちゃんのベトナム日記
新年明けましておめでとうございます
新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
ベトナム ハノイの日本語教育 おすすめのエントリー
ベトナム ハノイの日本語教育について情報提供しています。当ブログおすすめエントリーのご紹介です。
日本語教育専門家も様々
http://d.hatena.ne.jp/hnihongo/20071215
http://d.hatena.ne.jp/hnihongo/20071216
http://d.hatena.ne.jp/hnihongo/20071217
http://d.hatena.ne.jp/hnihongo/20071218
VJCCハノイ第2代日本語教育専門家が帰るにあたって 1〜4
日本語教育専門家のレベルも様々なようで、レベルが低い方もけっして少なくはありません。
ベトナム ハノイの日本語教育最新事情(2007年冬現在)
http://d.hatena.ne.jp/hnihongo/20071220
http://d.hatena.ne.jp/hnihongo/20071221
VJCC
http://d.hatena.ne.jp/hnihongo/20071222
栄光ベトナム
http://d.hatena.ne.jp/hnihongo/20080106
ボランティア日本語教師の活躍
ベトナム ハノイで評判悪い日系企業ワースト5
正月明け早々こういうことはあまり書きたくはないのですが、ハノイで日本語を勉強している学生さん、卒業生に聞いた評判悪い日系企業ワースト5を公表します。
日本語教師はけっして反・日系企業ではありませんし、実際いろいろなことでお世話になっていることも多いので、公表したくはなかったのですが。
キヤノン
ハノイ在住日本人によく知られているだけでも大規模なストライキが2度ありましたが、なぜか日本のテレビや新聞では報道されませんでした(きっとニュースになるのを抑えたのでしょうね)。ストライキが起こるまではベトナム人にサービス残業を強要していたことは有名でした(さすがに今は残業代は払っているらしいです)。
それでなくても、ハノイ大学(ハノイ外国語大学)や貿易大学の日本語学部(日本語学科?)の学生さんは「キヤノンというと低賃金」というイメージをだいたい持っています(実際、正しいです)。また、ハノイ工科大学他からインターンを受け入れているようですが、「ベトナム人をあからさまに見下すような態度をとっている」などと評判は最悪。
キヤノンの関連会社(わかりやすく言うと、下請け)がいくつか進出してきていますが、むしろそちらのほうがお給料や職場環境がよいことが多いです。ハノイで日本語教師をされている方は覚えておくと、学生さんに相談されたときに役立つかもしれませんよ。
HOYA
1年に1/3前後のスタッフ、ワーカーが辞める超高離職率(毎年1000人以上辞めています)で最近非常に有名になっています。エンジニアさえも、1年契約が中心、ちょっとでも成績が上がらない、ちょっとでも人事の気に入らない人はバシバシ切られます。
人事の担当者は日本人、ベトナム人問わず、すごーく根暗な性格。日本語を話せないスタッフやエンジニア、ワーカーは陰湿なイジメに耐えられなくなって、契約更新前に辞める人多数。
日本人ローカルスタッフがいるようで、何をしているのかわかりませんが、ひょっとしたら首切り役?
ベトナムでは南のほうに新たに拠点を設けてハノイとはまた別のものを生産する予定らしいです。
現在、学生さんが働くといったら思いとどまらせたい会社No.1です。
住友ベークライト
離職率はHOYA(前述)と1、2を争う会社です。ベトナム人スタッフ、ワーカーを使い捨てのぞうきんのように非人間的に扱うという噂が飛び交っていました。数年前は今のHOYAのような激しい感じだったのですが、評判悪かった大本の人たちが離任し、ややマシにはなったようです。
パナソニック
すごくけちくさい会社。ベトナム人の待遇は悪いわりに給料も低いです。
元社長秘書から聞いた衝撃のエピソードは忘れられません(すみません、さすがに公開できません)。
日本語教育関係者としても絶対に避けるべき会社の一つです。とにかく値切りが大好き。コストカット命、教育の品質は超軽視。ここの会社の日本語研修は本当に値段だけしか見ていないような気がします。
TOTO
日本では評判が良い会社なのに、なぜかベトナム ハノイではワースト3内外にかならず名前が挙がる会社です。
会社設立初期の頃は優秀な人材を多数抱えていたにもかかわらず、非常に横柄な態度のベトナム人をマネージャーにおいてしまった等の原因により、日本語を話せる有能なスタッフにほとんど全部辞められてしまったという会社です。
現在もいらだちを隠せず拳を机にたたきつけて怒りをぶちまげるというような態度に出る日本人駐在員がいるようで、それに関して冷静なベトナム人スタッフは「きちんとわかるように指示を出していないにもかかわらず怒りをそのような形で表現するのは幼稚極まりない」とコメントしていました。いったい、どちらが上司?
その他、工場の設計ミスなのでしょうが、当初、第一工場の熱のせいで仕事が進められないほどオフィスが暑くなるという問題があったということです。
最後に
日本を代表するような超有名な会社の名前ばかりが挙がりましたが、偶然ではありません。超有名な大企業ほどせこく立ち回っていると言っても過言ではないでしょう。
日本語を勉強するベトナム人の学生さん、卒業生のみなさんから、あまりにも悪い評判を聞いていると悲しくなりますし、大企業が上に挙げたような現状を改めない限り、学生さんにそうした大企業に行ってほしくないと思います。
■
http://cambodia.blog.shinobi.jp/
カンボジアでボランティア
カンボジアでフリースクールをしながらハイフォンの会社で日本語を教えている方のブログ。
日本語教育のことも書かれていますが、ベトナムとその周辺諸国の結婚事情や性風俗事情も書かれていて、いろいろな意味で参考になります。例えば、次のエントリーなど。
http://cambodia.blog.shinobi.jp/Entry/181
赤いライトのマッサージ屋 その2
草思社民事再生申し立て
草思社が経営悪化で民事再生申し立てというニュース、昨日の話題ですが、びっくりしました。売れ筋ベストセラーズだけでなく、東南アジア関連の良著も出版していたので、ときどきお世話になっていました。
草思社民事再生申し立てを報じる記事
(以下、リンク切れに備えて、記事を保存しておきます。)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080109-00000068-zdn_n-sci
1月9日18時40分配信 ITmediaニュース
帝国データバンクによると、「間違いだらけのクルマ選び」シリーズや「声に出して読みたい日本語」などのベストセラーで知られる出版社・草思社が1月9日、民事再生法の適用を東京地裁に申し立てた。
1961年に創業。「全国鉄道事情大研究」シリーズや、ベストセラーになった「決定版大国の興亡」、「平気でうそをつく人たち」などノンフィクション系に強く、「カッコウはコンピュータに卵を産む」「インターネットはからっぽの洞窟」(ともにクリフォード・ストール)といったIT関連を扱った書籍も発行していた。
ピークの1997年10月期には39億円の売上高があったが、近年は大きなヒット作がなく、06年10月期の売上高は約16億2000万円に落ち込んでいた。広告宣伝費の削減や本社不動産の売却といった合理化を進めてきたが、出版不況と有利子負債の負担もあり、自力再建を断念した。
昨年末にはWebマガジン「Web草思」の休刊を発表していた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080110-00000006-jct-bus_all
出版業界もはや危険水域 草思社だけでない「倒産予備軍」
1月10日19時55分配信 J-CASTニュース
出版業界もはや危険水域 草思社だけでない「倒産予備軍」
草思社のHPでは民事再生法の適用申請について触れられていない
『声に出して読みたい日本語』『間違いだらけのクルマ選び』などのベストセラーを出してきた草思社が経営破たんに追い込まれた。長引く出版不況のなかで、多くの出版社は体力を消耗、出版点数を増やし続ける「自転車操業」状態に陥っている。草思社の経営破たんは、出版業界が陥っている「危機」を象徴する出来事だったようなのだ。
■「昔はあった数十万部売れる書籍がなくなってきている」
草思社は2008年1月9日、東京地方裁判所に民事再生法の適用を申請した。負債総額は約22億5000万円。業績不振や有利子負債が経営を圧迫したためで、同社は不動産を売却し、07年12月中旬には本社を移転。同12月末にはWebマガジン「Web草思」の運営をやめていた。同社によれば、すでに書籍の出庫を停止しているが、08年1月10日までに10社近い企業が支援に名乗りを上げており、営業を08年3月に再開することを目指しているという。
同社は1968年に設立。『間違いだらけのクルマ選び』を76年から30年間にわたって発行していたほか、『声に出して読みたい日本語』(01年)『清貧の思想』(92年)といったベストセラーを多く出しており、07年12月には北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの母・早紀江さんの発言をまとめた『めぐみへ 横田早紀江、母の言葉』を出版したばかり。そういったこともあり、出版業界にあたえる「衝撃」は計り知れない。
草思社編集部はJ-CASTニュースに対し、162万部のミリオンセラーを記録した『声に出して読みたい』以降、「50万部を超える書籍が出版できなかった」と話す。
「ミリオンセラーと『売れない書籍』の"格差"があり、昔はあったはずの中間層の数十万部売れる書籍がなくなってきている。ここ数年、それが出せなかったことが、(経営破たんに)直接的な影響を与えたと考えている。また、新書や文庫本といった『安くてコンパクト』な本が今求められているのに、単行本だけを出していたことも時代の逆を行ったかたちになる」
一方で、同社編集部の担当者は「環境のせいにするわけではないが、出版業界が厳しくなってきているのは肌で感じた」とも漏らしている。
■業界に与える心理的影響は大きい
最近では自費出版大手の新風舎が08年1月7日、約20億円の負債を抱えて民事再生法の適用を申請したばかり。04年には大手書店の青山ブックセンターが民事再生法の適用を申請するなど、2000年以降は、中小出版社や書店の倒産・経営破たんが目立ってきている。ただ、草思社は中堅出版社でもミリオンセラーを出せる出版社と見られていただけに、経営破たんが出版業界に与える影響も小さくはなさそうだ。
「まさかと思った」と話すのは出版ニュース社代表の清田義昭氏。同氏は「草思社の民事再生法の適用申請が出版業界に与える心理的影響は大きいと思う。中堅の出版社は今ではどこも厳しいため、この現象が広がる可能性もある」と指摘する。
しかし、清田氏によれば、「出版不況」は根本的に大きな問題を抱えているようなのだ。
「96年をピークに出版業界の売り上げは縮小し、返品率は40%にまでなっているのにもかかわらず、新刊点数はここ数年増えている。これは、出版事業が『自転車操業』的になっている現われで、出版社は出版活動について足元を見なくてはいけないと思う」
「自転車操業」とは、業績悪化を受けて新刊点数を増加させ増収を試みるが、売れないために返品が多くなり、さらに業績が悪化して、そしてまた新刊点数を増やすという「負のスパイラル」のことだ。また、ある業界関係者は「自転車操業で出版業界に出口はなく、ダメな業界になってしまった」と話しており、出版業界は深刻な状況に陥っているようだ。
http://www.asahi.com/business/update/0109/TKY200801090298.html
2008年01月09日21時43分
日本語ブームを巻き起こした「声に出して読みたい日本語」などで知られる中堅出版社の草思社(東京都文京区、木谷東男社長)が9日、東京地裁に民事再生法の適用を申請した。負債総額は22億4789万円。複数の企業が支援を表明しており、事業は継続する方針。出版市場は90年代半ばから縮小を続けており、多くのベストセラーを生み出してきた中堅出版社の民事再生法申請は、出版不況の象徴といえそうだ。
同社によると、長引く出版不況で売り上げが低迷し、有利子負債が経営を圧迫、支援企業の下で再建を目指すことにした。店頭で書籍は購入できるという。2月中をメドに再建計画を詰め、3〜4月に再スタートを切りたいという。同社の出版事業は最盛期の97年には31億9000万円の売り上げがあったが、昨年は13億6000万円に落ち込んでいた。
草思社は68年創立。個性的なネーミングで知られ、「間違いだらけのクルマ選び」を始め、「清貧の思想」「平気でうそをつく人たち」「他人をほめる人、けなす人」などのベストセラーを生み出してきた。
堅実な経営で知られた出版社の再生法申請に、業界の衝撃は大きい。出版ニュース社によると、06年の書籍の実売金額は96年から900億円減の1兆円程度に落ち込み、返品率は40%程度で高止まりしている。業界関係者は「草思社はベストセラーを出す力がある出版社。出版不況もここまで来たかという思いだ」と衝撃を受けている。
「Web草思」からベトナム関連のページ
http://web.soshisha.com/archives/vietnam/index.php
ベトナム秘史に生きる「日本人」 | Web草思
玉居子精宏
たまいこ・あきひろ 1976年、神奈川県生まれ。フリーランスの編集・ライター。大学卒業後、出版社に勤務。退社後は大東亜戦争中のベトナムに存在した日本の外地校「南洋学院」に注目し、「仏印・ベトナムと日本のかかわり」をテーマに取材を続ける。2005年、ホーチミン市(旧サイゴン)に移住。現在は「ベトナム残留日本兵」への聞き取りにも力を注ぐ。
http://web.soshisha.com/archives/vietnam/2007_1004.php
最終回 源流は大東亜戦争にあり──戦後日本のベトナム支援
http://web.soshisha.com/archives/vietnam/2007_0920.php
第4回 現地校卒業生、命がけのベトナム残留
http://web.soshisha.com/archives/vietnam/2007_0906.php
第3回 ホー・チ・ミンの軍隊で戦った日本人
http://web.soshisha.com/archives/vietnam/2007_0823.php
第2回 植民地政府を解体した一夜の奇襲作戦
http://web.soshisha.com/archives/vietnam/2007_0802.php
第1回 仏印進駐の知られざる物語
ボランティア日本語教師の活躍
http://ueda-seminar.cocolog-nifty.com/blog/2007/08/post_ef82.html
「上田義朗セミナー」というブログがありますが、その2007年8月12日付のエントリーにボランティア日本語教師の和津田氏が取り上げられていました。今後、このようにベトナム ハノイでボランティアで日本語教育に取り組まれる方は増えることはあっても、減ることはないでしょう。
ただ、いろいろと問題点があるのもまた確かです。和津田氏に限らず、所属のないボランティア日本語教師は所属のある有給の日本語教師(青年海外協力隊日本語教師隊員も含む)から敵視のこもった目で見られるか、まったく関心を持たれないことが多く、日本語セミナー等に参加しても日本語教師グループから無視されるケースが少なくないようです。また、このブログには書かれていませんが、知人が和津田氏から聞いた話によると、無料で教えることの難しさもあるそうです。
参考 「上田義朗セミナー」2007年8月12日付エントリーより
http://ueda-seminar.cocolog-nifty.com/blog/2007/08/post_ef82.html
2007年8月12日 (日)
ハノイの「モワァー」とした感覚日曜日で旧知の人々に会った。まず、和津田撃夫(わつだ・うつお)さんは健在だった。約1年ぶりの再会だ。もっともハノイのベトナム日本人材センター(VJCC)やノイバイ空港で少しお目にかかったことはあるが、お話をするのは久しぶりだ。
和津田さんは左手と足がご不自由で、杖がなければ歩行が困難。障害者手帳をお持ちである。今年で63歳になられた。日本での煩わしい生活から逃れ、ベトナムで第2の人生を始めたい。このような理由で、JETROハノイの2代目所長の朝倉さんのご紹介もあり、私がハノイ生活の最初の道案内をさせていただいた。
これが2000年だから、もう7年間が経過した。和津田さんの仕事は当初から日本語教師。日本語を無料でベトナム人に自宅で教えておられる。大学生から社会人まで幅広い人たちを総数20名ほど自宅に集めて、週に数回の講義をされている。学生からは慕われておられるようで、さまざまな支援をしてくれるそうだ。学生にしてみたら、無料で日本語を教えてもらえるのだから、本当の恩師である。「先生のために何かしてあげよう」と思うのはベトナム人なら当然だ。こういう精神が日本人の学生には少なくなった。
和津田さんは、大阪外国語大学インドネシア語学科を卒業されているから、英語を始め語学には堪能であるが、さすがにベトナム語は今でも難しいと言われている。しかし年に何度かの日本帰国以外のほとんどをハノイで単身赴任され、自活されておられるのは立派だ。ご自分の生活をハノイで確立されているようで安心した。ここでの自分の位置が確定したような印象を受けた。
現在の住居は4階建ての家を全部借りておられて、家賃は月額200ドル。1階がリビング、2階がキッチン、3階が書斎と寝室、4階が教室として使用されている。各部屋にはエアコンもあり、なかなか快適なように思われた。ただ大きな通りから奥まっているので、自動車は入れない。これが難点だ。しかしバイクタクシー(=セオム)なら問題なく自宅前まで運んでくれる。ベトナムは何かと便利だ。
つい先月に、やはりハノイ在住の小松みゆきさんの母上が認知症であるにもかかわらず、ハノイでお元気で過ごされていることを、小松さんの執筆された著書の書評を通して紹介した。それに加えて身体のご不自由な和津田さんもハノイで、日本より以上に生き生きと過ごされている。
日本で忘れられた人情や思いやりがベトナムには残されている。湿度の高い暑い空気の中で、それに加えて人間の温かみも伝わってくるように感じた。この「モワァー」とした感覚がハノイの魅力だ。